宇多田ヒカル
単純に一ファンとしてがっかりした。
宇多田ヒカルの「ノンバイナリー」告白って何?今さら聞けない新語の正体(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
それって世間に「告白」するようなことなのだろうか?
一体何が言いたいのだ?有名人という立場を利用して、個人の感情をまるで共通常識のように世間に受け入れさせようとでもいうのだろうか?
なるほど既婚未婚で呼び方を変える必要はない、のでMs.が生まれたそれはわかる。
男だってMr.しかない。ま、これも単に英語の話で世界共通な問題なわけではないが。
で、misteryと呼んで欲しい?なぜ世界があなたの個人的呼び名を認識して受け入れねばならぬのか?自分で勝手にそう名乗ればよろしい。
自分は女でもないし男でもない?いえ、あなたは生物学上、女です。
あなたが望むかどうかは関係ない。
どうもジェンダー問題を熱く訴える人ほど排他的で自己中心的という印象を持つのは私だけではないのではないか?
性は1か0かではなくグラデーションだという。そりゃそうだろう。
女性的な部分をほとんど感じさせない男性もいれば女性的な男性もいる、その逆も然り。ここでいう男性というのはあくまで計測の基準点開始ポイントとしての記号・目印にすぎない。
社会運営の都合上、典型的なmax男とmax女の目印を置いているだけだ。
病気や奇形等レアなケースはさておき(これすら病気と考えるべきではないという考えがあるようだが)、生物学上 人間には男と女しかいないのは一般的事実なはずだ。
その中でグラデーション上どこに位置するかは人それぞれだし、それによって差別される理由はどこにもない。
中には本当にまったくの中間地点にいたり、生物学上と自認が異なる方がいてお悩みになる方がいるのも理解できる。
現在では生物学上の変更は可能なのでそこは医学的に科学的に解決しようがある程度はあるはずだが、「わかんない」「どっちでもない」という人は申し訳ないが、「あ、そうですか」だ。
お悩みは気の毒だが、生物学上ははっきりしているはずだから、その性にしたがって社会のルールに沿って生活いただきたいし、あとはあなたの状況を理解してくれる友人・仲間が見つかることを祈るし、悩んでいることでこれまた不当な差別をされるべきではない。
但し、あなたを周囲が女性もしくは男性と認識することに文句を言うのはおかしい。
LGBTQの「Q」にはQustioningとQueerの二つがあるというが後者に関しては、元は「変態」の意味合いを持って、侮蔑的にゲイを表現する言葉だという。それをあえて本人たちは使うというのだ。世間が「オカマ」「オナベ」というのは差別的だと主張するのに?自分たちをどう呼ぼうが勝手だがそれをなぜ皆が理解せねばならぬのか?
これって本当に性的マイノリティの人たちのマジョリティなの?
これもマイノリティ自身がマイノリティへの誤解・偏見を助長している行為のように思えるのだが。
障害者が「今の私が私にとっての正常な状態だ。障害者と思ってくれるな。苦痛だ。」と言って社会が理解すると思うか?
私は「私のことをうまく歩けない健常者と呼んで欲しい」とでも言えばよいのか?
まして、宇多田ヒカルは下記リンクのインタビューを見る限り、自分が女性であることを自認し、喜びすら感じているとしか思えないではないか。まぁ、考えが変わったというならそれも彼女の自由だが。
POWER TALKS|宇多田ヒカルさんインタビュー|SHISEIDO - YouTube