嘘はいけないという当たり前の話

仕事でてんぱってしまい、まったくブログ書く余裕がない日々を送っているが、これだけは書いておきたい。

現在ニュースの中心となっている自民党総裁選だが、その立候補者の一人野田聖子氏に関する疑問だ。

以前よりあちこちで記事になっていたことだが、彼女の夫は元暴力団員であるという話。

野田聖子氏もその夫もその事実を認めていないようだが、少なくとも日本の司法の場で彼女の夫は元暴力団員であると認められた。

野田聖子の夫は「元暴力団員」と裁判所が認定 約10年間組員として活動【上半期ベスト15】(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

これについて未だ野田聖子氏はブログで文春を名誉毀損で訴えた裁判の判決を根拠に反論しているが、産経新聞記事によれば、この裁判においても「「夫は元暴力団員」とした部分は「行い得る裏付け取材をしており、真実と信じる相当な理由がある」とし、名誉毀損は成立しないとした。」とあり、反論の根拠としては受け入れられない。

野田氏夫への名誉毀損認定 文芸春秋に賠償命令 - 産経ニュース

これに加えて、上記の夫が元暴力団員と認められた新潮との裁判についても、証人を偽証罪で告発したブログで主張しているが、この結果も出ていないわけで、現時点で「事実無根」などと主張できる明確な根拠は野田聖子氏とその夫側にあるとは私には思えない。

ちなみに、仮に夫が「元」応力団員であるという過去そのものについては、現在野田氏が国会議員であること総裁選に立候補する上では何の問題もない、なんせ更生した「元」なのであるからというご意見もあろうかと思うし、その意見は論理的にはわからんではない。

しかし、少なくとも現時点においては、司法の場で元暴力団員と認定されたということは、野田氏と夫は嘘をついていたということではないか?であればそれは更生した人間の行動として正しいのだろうか?

私はそうは思わない。今後上述の野田氏の告発によってまったく違う結果出る可能性ももちろんあるわけだが、少なくとも現時点で野田聖子氏は国会議員としての資格はないと思う。

 

にしてもこの司法の判断が出たというニュースをメディアがほとんど取り上げないのは

どうして?

 

野田氏については不妊治療と障害者に対する姿勢についても私は以前から大いに疑問を感じているがそれはまた仕事が落ち着いたら書こうと思う。