嫌われちゃた人

さて、当ブログ 何人の方に見ていただけるものかわかりませんが、障害者というマイノリティ目線のボヤキ・違和感ばかり書いていると思われてもなんなので、今日はもっとくだけたというか三面記事的感想を、、、

 

ここのところまた話題になっている「眞子さま・小室圭」問題。

私もネットやテレビで何となく見聞きする程度だが、違和感を感じるのがこのブログのサブタイトルにもさせていただいている玉川徹さんが異様と言えるほどに小室圭氏を擁護していることだ。

私がテレビで拝見した限り、彼の擁護するポイントだいたい3つかと思う。

1.婚姻は、両性の合意のみに基いて成立と憲法にある。

2.マスコミ・メディアが一方的に小室さんが悪いかのように報道している。

3.弁護士を目指して大変な努力をし、優秀な結果も出している青年。応援すればよいではないか。

 

1.はその通りである。よって秋篠宮殿下も結婚は認めざるを得ないであろうということをおっしゃっている。

2.については一部正しい気もするが、それはそもそも小室氏がこれまで何も言ってこなかったから結果的に一方的になったのでは?とも思う。

3.については大いに疑問だ。「弁護士を目指して大変な努力をし優秀な結果も出している青年」であることは正しいと思うが(これも玉川徹さんいうところの「一方的なメディア」のおかげで私は知っているわけだが)、応援してやるかどうかはそれぞれの勝手である。しかも一方で玉川徹さんは小室圭氏の母親の元婚約者と言われる方について、「人間としてというか男として、僕だったらこんなことないなと。つまりプライドが多分許さないし、これだけを取り出して聞いたら、誰が聞いたってえーって思う話だと思いますよ。」とコメントしている。

同じように世間の反小室派の人も「えーっ」と小室氏に対しておもっているだけだろう。

つまり、単に玉川徹さんは元婚約者が嫌い、世間のメディアとそれを見る割と多くの人は小室圭氏が嫌い、それだけのことだ。

その好き嫌いの多くはなるほどメディアによって生まれたものであろう。でもそれってテレビその他のメディアに登場するすべての人に普通のことでは?

まして皇族の婚姻ともなれば一部税金もかかわってくるわけで、芸能人のニュース以上に好きだ嫌いだ騒ぐ権利は国民にあるはずだ。

それにそもそもご両親が小室圭氏に疑問・不信感を持っているのは明らかなわけで、実際にそういった環境で不幸になるケースを知る人間からすれば「婚姻は両性の合意のみに基いて」などという理屈をふりかざすのは世間知らずもいいところだろう。(両親の反対=すべてが不幸になるというわけではない。)

そもそも疑問に思うのだが、一方的に小室圭氏が悪者かのような報道というが、これ単に金銭問題なわけでこれまで法的に解決、小室圭氏の母親に返済義務がないことを証明する手立てやタイミングはいくらでもあったのでは?と思うのだ。

それについては小室圭氏より最近発表された28枚もの手記(?)に彼なりの理由が書いてあるが、私は正直これほどの騒ぎになっている状況では釈然としない説明に読めた。

当たり前だが事の真相は法的な場なりで決着しない限り外野にはわからない。

元婚約者と呼ばれる人物の言動も疑問に思う点はある。

ただ、やっぱり私も金銭問題の真相はともかく、皇室を巻き込んだこの騒動において、小室圭氏と彼の母親の態度対応は好きになれない。

 

話は違うが、反社会的集団相手の闇営業をきっかけにテレビから姿を消した宮迫という芸人がいる。

私も当時の報道を見てその吉本興業、特に岡本社長の対応には疑問を通り越して憤りすら感じたものだが、現在の宮迫氏を気の毒だとは思わない。それは彼の会見があまりに不誠実でうそっぽく見えたからだ。

闇営業そのものうんぬんではなく宮迫氏は単に多くの人から嫌われたのだ。その証拠に同じ会見に出た田村亮氏のことを悪くいう人を私はメディア・周囲で見ることはない。

 

多目的トイレ不倫でやはりテレビから姿を消した渡部建氏も同様だ。

不倫そのものうんぬんではなく多目的トイレでしかもお金を渡してということに多くの人が嫌悪感を抱いたから、彼はテレビに戻りようがないだけで、不倫そのものは大した問題ではないのだと思う。

ちなみに、よく不倫騒動が起きると「なぜそんな個人的なことを世間に謝罪せねばならないのか?」と小室圭氏の「婚姻は両性の、、」よろしく当たり前の理屈を声高にいう人がいるが、まぁ理屈はおっしゃるとおりだし、世間も謝ってほしいわけではなく単に面白がっているだけだろう。

但し、車イス利用者の私に言わせれば、通常の不倫は奥様にだけ謝罪でよいが、渡部建氏は社会的弱者向け公共の施設を不当に使用したことは世間に謝罪べきだと思う。

 

嫌われる人には嫌われる理由があるもので、あながち不当ではないケースも多いと思うのです。